当クリニックは不妊治療を行うクリニックです。
聖隷浜松病院不妊内分泌科部長だった経験・実績を生かし、最新の技術・設備で一般不妊治療から 高度不妊治療までを行います。また、充実した不妊専門スタッフが患者さんの気持ちにお答えします。
診療内容
不妊治療(一般不妊治療、体外受精、顕微授精)
※一般婦人科診療・妊婦健診・中絶手術は行っていません。
診療時間
|
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
10:00~12:45 |
/ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
14:00 ~ 18:00 |
△ |
○ |
○ |
/ |
○ |
/ |
△月曜日 15:00 ~ 18:00
診療予約のご案内はこちらから
休診日
日曜・祝日
※休診日には診察は行っておりませんが、予約の注射・採卵は行っております。
1. 効率のよい検査・治療
不妊治療の目的は、原因を探ることではなく、ひとりでも多くの患者さんが効率よく早期に妊娠し、卒業していただくことです。そのため不必要な検査は行わず、必要最小限の検査を早めに行い、治療方針を立てます。またいきなり体外受精などの妊娠確率の高い治療をするのではなく、お1人お1人のご希望に対応し、女性年齢を考慮した上で、効率のよい柔軟な治療で早期の妊娠を目指します。
2. インフォームドコンセント&インフォームドチョイスを重視
不妊治療の主体はご夫婦であり、ご夫婦で理解・納得されてから検査・治療を受けるようにしてください。その一助として検査・治療に関して多種類のパンフレット・小冊子をご用意しております。また検査結果は、ご自分でご理解していただくため、データチェックリストに毎回ご自分で記入していただいております。治療方法に関しては多くの選択肢を用意しております。
3. 専門スタッフの充実
専門知識と経験のある不妊カウンセラー・体外受精コーディネーターが初診時より関わり、対応します。また人工授精や体外受精・顕微授精には専門知識・技術をもった胚培養士が対応します。患者さんの気持ちを第一に考えた体制を整えています。
4. 他院と連携した安心の管理体制
不妊治療を行うに先立ち、腹腔鏡・子宮鏡などの内視鏡下手術が必要な場合には、実績のある近隣の専門医へご紹介いたします。妊娠成立後は、初期流産の可能性が少なくなった妊娠8~10週にご希望の病院・クリニックへ妊娠・分娩管理のためご紹介いたします。
5. 完全予約制で少ない待ち時間
当クリニックは皆様の待ち時間をできるだけ少なく(30分以内)するため、完全予約制です。診療時間内に電話にてご予約ください。当日予約も、緊急性のある場合と予約枠に空きがある場合は受付しております。 ビルの3階には磐田市学習交流センターがあり、緊急採血の待ち時間やご主人の待機等にご利用ください。図書(約2,000冊)・新聞(6紙)・雑誌(約80冊)の閲覧、軽飲食もできます。
「天平のまち」ビル2F
駅に近い「天平のまち」ビル2Fにあるため、ご夫婦で来院していただく場合にも周囲の目を気にすることなく、気軽に足を運んでいただけます。(ビル内駐車場あり)会計時に駐車券の一部補助をいたします
▲受付ロビー
▲待合フロア
待合室は独立したスペースになっており、
他の患者さんと顔を合わせることはほとんどありません。
▶培養室について
培養室は、常にHEPAフィルターを通したクリーンな空気で満たされています。
光量は業務に必要な最小限度とし、光源となる蛍光管は紫外線吸着仕様のものを使用する等、精子や卵、胚へのストレスを最小限に抑える環境作りを心掛けています。
作業に当たる培養士は、ヘアーキャップ・マスクを着用し、入室時はもちろんのこと定期的な手洗いも欠かしません。
▲カウンセリングルーム基準を満たした胚は、-196℃という極低温の液体窒素で満たされたタンク内で凍結保存します。症例ごとに保管場所を決め、どのタンクのどの場所にどの患者さんの胚が保存されているか、厳重に管理しています。凍結精子も同様に保存、管理しています。
▲液体窒素タンク基準を満たした胚は、-196℃という極低温の液体窒素で満たされたタンク内で凍結保存します。症例ごとに保管場所を決め、どのタンクのどの場所にどの患者さんの胚が保存されているか、厳重に管理しています。凍結精子も同様に保存、管理しています。
▲培養器(インキュベーター)酸素、二酸化炭素、温度を体内に近い環境に一定に保つことが出来ます。
「加湿型インキュベーター」(写真右側3台)は、主に採卵から媒精・顕微授精までの前培養、凍結胚移植のための回復培養などの目的で使用します。
観察機能を備えた「タイムラプスインキュベーター」(写真中央1台)と、「無加湿型インキュベーター」(写真左3台)は、主に媒精・顕微授精後の胚培養で使用します。患者さんごとにチャンバーと呼ばれる個室で培養・管理する事が可能で、取り違え防止や扉の開閉による培養環境の変化を最小限に抑えます。現在、全部で最大27症例を同時に個別培養出来る収容力を備えています。
▲精子運動解析システム(SMAS)当院の精液検査は全例、精子運動解析システム(SMAS)を使用しています。高精細カメラと自動解析システムにより、多くの情報を短時間で正確に把握する事が可能となりました。従来の人の目による検査で課題とされた、検査結果のバラつきも改善されています。
▲非常用電源万が一の停電から培養中の胚を守るため、非常用バックアップ電源を導入しています。
培養と最低限の顕微鏡操作を行うための電力を確保し、停電が長期間に及ぶことが予想される場合には、培養中の胚を緊急的に凍結保存する事が可能です。